書きたかった合格体験記

学校に出した方の合格体験記は両親が添削したもので書きたいことが半分も書けていないので、こちらは好き勝手書きます。勉強法は役に立たないと思います(万年D判)ので考えたことをつらつらと。

公開なので身バレしないようにすると、某国立医科大学に合格した人間です。

1 文系脳かどうか
正直関係ないです。そもそも文系脳ってなんなのか。文豪大好き数学拒否マンでも勉強すれば医学部にいける(ソースは私)。適性が出やすいのは理社の方だと思っていて、私が理系進学した理由に「正直地歴が無理だった」はあるので、社会が壊滅的に無理という人は、数学が多少きつくても理系にした方がいいみたいなところはある。一日かけた地理のテストが64点だったときはもう諦めた。倫政選択です。

2 志望校に恋する
これと決めたらほぼ変えない。個人の意見ですが。文法問題なんて出ないもん!と、塾での問題演習で文法を捨てる時間配分を考えることも可能。運命の相手、くらいに考える。こいつしかいない!くらいに。早いうちから志望校の問題傾向を知っておくことは大切です。ただし関係ない問題を切るのは高3後半からにしておきましょうね。学術的に楽しいものを見逃すことになりかねないから。

3 先生にも恋する(特に苦手教科)
これで数学の点上がったんで効きます。マジで。高2まで平均普通に割ってた人間が、学年(多分)8位とかになれるの信じられます?そういうことです。恋するまでいかなくても、推すくらいはやったほうがいい。精神衛生にもいい。

4 よく寝る
進学先の他に私大2校を受験しました。睡眠時間4時間では補欠合格、7時間では普通に合格でした。そういうことです。ちなみに後者の学校の方が偏差値が高い。

5 英語はちまちまやっておく
英語は少しずつやっておくのがいいです。理由は単純、英語が一番身に付きにくいから。英語というのは国語とは違って、いつも使っていない言語なので、使うこととその思考体系に慣れる必要があるわけです。数学とか理科はその特性上、ファジーな部分が少ないのですが、英語は言語だからとてもファジーで、正しめの文章(ネイティブには違和感があるけど、文法的には合ってる文章)を書けるようになるためにも、感覚が必要になる。他の教科は10日強化とかやっても身に付くんですけど、英語はそれをやると11日目にはほぼ忘れてます。単語以外は詰めこまないように。

6 長文読むだけなら単語はあまりいらない
基本単語を覚えてから鉄壁を開き絶望、なんてことは誰しもあると思います。極論、文章を読むだけなら、高2までで覚えた単語で行けます。英語なら。難しい単語はまあ文中で説明があるもんだし、分からなければ諦めてもそんなに影響しない(なんてことを)。受験まではいくつも文章を読むんだから、読んでる間に覚えればいいわけです。単語を覚える=英語、だと思ってしまうのが一番危ない。

7 医学部志望ならセンターはガチで
センター830でよわよわとか言う輩が医学部にはいます。というか割とコモンな人種。そういう人と戦うわけだから本番はガチで行くこと。ボーダーは9割、理想は満点。上手くいかなかったあとのセンター模試返却とかセンターリサーチとかのときは東工志望の人の近くにいましょう(東工のセンター足切りは600点)なるべくそういう医学部志望からは離れましょう。

8 模試後の精神衛生
夏の東大模試で理科二類A判で調子乗るなんてことはあり得ないとして(自戒)、模試の成績に関しては、「一喜はするな、一憂はしろ」を掲げていきたい。できた教科なんて見なくていいんです。出来てるんだもの。出来なかった教科の答案と解答を隣において、「は?これができないとかゴミだろ受験やめろ」とか「はい、浪人」とか言いながら自分の答案を添削していくと自己肯定感を犠牲に間違えたところを確実に覚えられます(消してある部分については確実に自己愛ダダ下がりなので濫用はしないように)。ただし英語のライティングと国語の記述については模試の採点を信用しないこと。それより解答を見る。たまに解答も違うことがあるので気持ち悪いと思ったら先生に相談。

9 本当にやりたいことができる大学へ
志望校に迷うのではなく、やりたいことに迷ってほしい。畢竟どの大学に入ったところで、あなたが学びたいことが変わるわけではないのだから。大学にいけるというのは、悲しいかな今の世では特権であることを覚えておいてください。学問は、少なくとも今は、贅沢なのです。

書きたいことを全部書いてまだ本文では2000字行ってないので最後に格言書いて終わりにします。かっこいい。
「死ぬ気でやれよ、死なねぇから」 ありがとうございました。